当院では皆様のご健康を常日頃から大切にしていたくために人間ドック(日帰りのみ)を行っています。
希望される方は事前にお電話にてお申し込みください。
ご利用方法について詳しくご説明致します。
検査当日の流れ
Flow of the day
開始時間
午前8時45分開始
1.計測
身長、体重、血圧、脈拍、呼吸、腹囲
2.採尿
検尿一般、沈査
3.採血
血沈、一般血液検査、肝機能検査、腎機能検査、血中脂質、血糖
4.心電図・眼底カメラ・肺機能検査
中央検査室にて心肺機能、眼底(眼の奥)や水晶体の状態を詳しく調べます。
5.胸部レントゲン検査
肺炎や心肥大など様々な疾患を調べることができます。
6.腹部超音波検査
胆のう、肝臓、腎臓、膵臓、脾臓
7.胃カメラ
※当院では胃カメラをお勧めしていますが、ご希望により胃レントゲン検査に変更致します。
終了時間
午後12時頃終了予定
検査結果報告書は(約20日以降を目安)ご自宅へ郵送させていただきます。
料金
charges
日帰りコース | 41,800円(38,000円+税10%) |
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※ 1泊ドックは実施しておりません
オプションについて下記のリンクからご確認いただけます。
人間ドックのご案内とオプション
足利市国保・後期高齢者医療の人間ドック助成金
About grant
受診日において35才以上の方で足利市の国民健康保険、もしくは後期高齢者医療制度に加入している方は、人間ドックの受診に対して助成が受けられます。
当院人間ドック料金 41,800円 - 助成金 19,000円 = 自己負担金額 22,800円
※検診費(税抜き)の概ね2分の1の金額 : 足利市からの助成金は19,000円になります。
※足利市保険年金課( 0284-20-2147 )にて補助券の申請をお願いします。(人間ドック当日に人間ドック受診券を持参してください。)
ご注意とお願い
Cautionary note・Request
1週間前の服薬
内視鏡検査がある方で、血液をサラサラにするお薬(バファリン・プラビックス・パナルジン・ワーファリン・プレタール・オパルモン・アンプラーグ・ロコルナール・コメリアン・ペルサンチン など)を2剤以上の服用の方はご連絡ください。
前日の食事・服薬
検査前日の晩、午後8時以降はご飲食を控えて下さい(水分摂取と服用中止を指示されたお薬以外の内服は構いません)。
当日の食事・服薬
検査当日の朝は、食事を摂らずに少量の水分(水、緑茶)だけにしてご来院下さい。血圧を下げるお薬は服用してきてください。
検査項目の追加
検査を進めていく上で、医師が検査項目の追加を認めた場合、ご利用者の了承の上、追加させていただくことがあります(この場合の費用については保険適用となります)。
コンタクトレンズ
コンタクトレンズ着用の方は、当日、眼底カメラ検査時に外しますので、レンズケースを忘れずにお持ちになって下さい。
人間ドックで行う検査項目
Inspection item
問診身体測定 | 【身長・体重・BMI】 | BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) ※18.5~25未満が正常範囲とされています。 |
【腹囲】 | 男性85cm以上、女性90cm以上は、内臓脂肪型肥満とされます。 | 視覚聴覚 | 【視力・オージオメーター】 | 視力、聴力を検査し、視力障害や難聴を調べます。 | 【眼底カメラ(両眼】 | 動脈硬化の程度、高血圧、糖尿病による眼の合併症や緑内障・白内障の有無を調べます。 |
血圧 | 【最高/最低】 | 高血圧の有無、心臓のポンプ機能や血管の状態が正常かどうかを調べます。 |
糖代謝 | 【尿糖】 | 糖尿病、甲状腺機能亢進症や腎性糖尿などで陽性となります。 | 【空腹時血糖】 | 数値が高い場合は、糖尿病、膵臓癌、ホルモン異常が疑われます。 | 【HbA1c】 | 過去1~2ヶ月の血糖の平均的な状態を反映するため、糖尿病の状態がわかります。 |
腎尿路系 | 【尿蛋白】 | 腎臓や尿路(腎盂、尿管、膀胱、尿道)の障害を調べます。 | 【尿潜血反応】 | 尿路結石、膀胱炎、糸球体腎炎などで陽性となります。 | 【クレアチニン】 | 数値が高いと、腎臓機能の低下を意味します。 | 【BUN】 | 数値が高い場合は、腎炎などの腎機能障害、尿毒症、腎血流量の減少、消化管出血など。低い場合には肝硬変、重症の肝不全、慢性の低栄養状態などが考えられます。。 | 【尿沈渣】 | 腎臓や泌尿器系の疾患の有無を調べます。 |
脂質代謝 | 【LDL】 | 数値が高いと動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険性を高めます。 | 【HDL】 | 数値が高いほど、動脈硬化や心臓病になる危険性が少ないとされています。 | 【中性脂肪】 | 数値が高いと動脈硬化を進行させ、低いと低βリポ蛋白血症、低栄養などが疑われます。 | 【総コレステロール】 | 数値が高いと、動脈硬化、脂質代謝異常、低いと栄養吸収障害、肝硬変などが疑われます。 |
肝機能 | 【GOT・GPT】 | 数値が高い場合は急性肝炎、慢性肝炎、脂肪肝、肝臓がん、などが疑われます。 | 【γ-GTP】 | 数値が高い場合は、アルコール性肝障害、慢性肝炎、胆汁うっ滞、などが疑われます。 | 【ALP】 | 肝臓、胆のう、骨の疾患などで数値が上昇します。 | 【LDH】 | 肝臓、心臓、腎臓、血液などに存在する酵素で、これらの細胞の崩壊で数値が上昇します。 | 【総蛋白】 | 数値が低い場合は栄養障害、ネフローゼ症候群、悪性腫瘍など、数値が高い場合は多発性骨髄腫、慢性炎症、脱水などが疑われます。 | 【アルブミン】 | 肝臓障害、栄養不足、ネフローゼ症候群などで数値が減少します。 | 【総ビリルビン】 | 溶血、肝細胞障害、黄疸の有無や異常がないか見ます。 | 【HBs抗原・HCV抗体】 | B型肝炎・C型肝炎の感染有無を調べます。 |
炎症反応 | 【CRP】 | 細菌・ウィルス感染、炎症、がんはないかを調べます。 |
尿酸 | 【尿酸】 | 高い数値の場合は、高尿酸血症といいます。高い状態が続くと、結晶として関節に蓄積していき、突然関節痛を起こします。また、尿路結石も作られやすくなります。 |
血球 | 【赤血球数】 | 赤血球の数が多すぎれば多血症、少なすぎれば貧血が疑われます。 | 【血色素】 | 数値が減少している場合、鉄欠乏性貧血などが考えられます。 | 【ヘマトクリット】 | 数値が低ければ鉄欠乏性貧血などが疑われ、高ければ多血症、脱水などが考えられます。 | 【白血球】 | 数値が高い場合は細菌感染症にかかっているか、炎症、腫瘍の存在が疑われ、少ない場合は、ウィルス感染症、薬物アレルギー、再生不良性貧血などが疑われます。 | 【血小板数】 | 数値が高い場合は血小板血症、鉄欠乏性貧血などが疑われ、低い場合は再生不良性貧血などが考えられます。 |
呼吸器系 | 【胸部X線(直接)】 | 肺炎、肺結核、肺がん、肺気腫、胸水など、呼吸器疾患の有無、その程度を調べます。 | 【肺機能検査】 | 肺活量等を測定し、呼吸がスムーズに行われているかどうかを調べる検査です。 |
消化器系 | 【便潜血反応(2日法)】 | 陽性の場合、消化管の出血性の病気、大腸ポリープ、大腸がんなどが疑われます。 | 【胃内視鏡検査】 | 胃、十二指腸のポリープ、潰瘍(かいよう)やがんなどが無いか調べます。 |
心電図 | 【安静時】 | 心臓の筋肉に流れる電流を記録する検査で、電流の流れ具合の異常を調べます。 |
腹部超音波 | ー | 肝臓、すい臓、腎臓に腫瘍があるか、胆のうには胆石などがあるかを調べます。 |